1、新型コロナウイルスなどの新興感染症対策のため「外来感染対策向上加算」が新設されました(患者様1人につき月1回6点)。当院は以下の要件を満たしています。
① 専任の院内感染管理者(院長)を配置
② 少なくとも年2回程度、感染対策向上加算1に係る届出を行った医療機関または武雄杵島医師会が定期的に主催する院内感染対策に関するカンファレンスに参加、また、感染対策向上加算1に係る届出を行った医療機関または武雄杵島医師会が主催する新興感染症の発生等を想定した訓練に少なくとも年1回参加している
③ 新興感染症の発生時等に都道府県等の要請を受けて発熱患者の外来診療等を実施する体制を有し、そのことを自治体のホームページで公開している
2、感染対策の実効性を高めるため「連携強化加算」が新設されました(患者様1人につき月1回3点)。
これは外来感染対策向上加算の届出医療機関(森外科医院)が、感染対策向上加算1の届出を行っている他の医療機関に対し、定期的に院内の感染症発生状況や抗菌薬の使用状況を報告している場合。
3、当院では、国策である「地域包括ケアシステム」の目標である、可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後までつづけられることがように、地域の「かかりつけ医」として包括的な支援・サービスを提供できるよう「地域包括診療加算1」の算定を行っています(初・再診時 25点)。
対象となる患者様:高血圧症、糖尿病、脂質異常症、認知症、慢性心不全、慢性腎臓病のうち、2つ以上の病気をお持ちの方
当院は、以下の要件を満たしております。
・初回算定時に患者の署名付きの同意書を作成し、診療録に添付すること
・処方されている医薬品を全て管理し、診療録に記載すること
・時間外の電話等による問い合わせに対応可能な体制を有していること
・慢性疾患の指導に係る適切な研修を修了していること
・院外処方を行う場合は、24 時間対応をしている薬局と連携をしていること
・要介護認定に係る主治医意見書を作成している
・地域ケア会議に年1回以上出席している
・都道府県等が実施する主治医意見書に関する研修会を受講している
・在宅医療の提供及び当該患者に対し 24 時間の往診体制を確保している
・常勤換算2名以上の医師が配置され、うち1名以上が常勤の医師である
・在宅療養支援診療所であること
・外来診療から訪問診療への移行に係る実績について、以下の全てを満たしていること
A.直近1年間に、継続的な外来診療を経て、往診料、在宅患者訪問診療料(Ⅰ)の「1」又は在宅患者訪問診療料(Ⅱ)(注1のイに場合に限る。)を算定した患者の数の合計が、在宅療養支援診療所については 10 人以上、在宅療養支援診療所以外の診療所については 3人以上であること。
B.直近1か月に初診、再診、往診又は訪問診療を実施した患者のうち、往診又は訪問診療 を実施した患者の割合が 70%未満であること
4.「かかりつけ医」機能を持つ診療所が包括的な支援・サービスを提供できるよう「機能強化加算」が算定されます(初診時80点)。
当院では以下の要件を満たしています。
・ 診療実績として「地域包括診療加算2/診療料2の算定患者3人以上」「往診料・訪問診療料の算定回数合計が3人以上」のいずれかを満たし、必要に応じて「処方されている医薬品の把握、必要な服薬管理」「専門医・専門医療機関への紹介」「健康診断の結果等の健康管理相談への対応」「緊急時対応」などを行い、その旨を院内掲示やホームページ等で掲示する。